2. おすすめの秘湯


◆◆◆◆◆ 『大沢温泉』(自炊部玄関) ◆◆◆◆◆

2−42 みちのく岩手『花巻南温泉峡 大沢温泉』


2012.4.28〜5.6 岩手県花巻市の秘湯『花巻南温泉峡 大
沢温泉』で、9日間の自炊の湯治を体験した。
岩手県花巻南温泉郷に位置する『大沢温泉』は、「自炊部」
があり、自炊をするには、東日本で随一の環境が整った温
泉宿である。
又、豊富な湧出量を誇る自家源泉によって、天然温泉掛け
流しの温泉であることも、この宿の魅力となっている。

旅館は、「旅館部」の「山水閣」という高級な宿と、「旅
館形式」ではあるが、萱葺き屋根のややハイクラスの「菊
水館」と、そして格安に泊まれる「自炊部」の建物の3つ
の建物で構成されている。


「相田みつを」氏の筆になる「ゆ」のゆるい文字の看板!



「菊水館」の「萱葺き屋根の建物」を「自炊部」の宿泊部屋から望む!


◆花巻温泉郷『大沢温泉』について
 ※住所 岩手県花巻市湯口字大沢181  ※電話 0198-25-2315【自炊部】  ※交通 マイカー:東北自動車道「花巻南IC」から15分      【注】JRの「花巻駅」・「新花巻駅」から「無         料シャトルバス」あり。         詳細は、下記「公式ホームページ」参照。  【参考】問合せ先    ◆「自炊部」---0198-25-2315(自炊、又は食堂「や           はぎ」で食事)    ◆「菊水館」---0198-25-2233(食事付き)    ◆「山水閣」---0198-25-2021(ややハイレベルな宿            ※平日は2人1部屋で14700円(朝・             夕付き)〜。1人の宿泊は、宿に             問合せを!)
「大沢温泉」の公式ホームページはこちら!



「花巻南温泉峡」には、この他、「山ノ神温泉」や「鉛温泉」及び 「新鉛温泉」などがあり、「大沢温泉」から片道5キロの1本道に 散在している。 『大沢温泉』で自炊して、ここを拠点に無料のレンタサイクルを借 りて、近隣の温泉宿に「日帰り入浴」に行くのも楽しみの1つである。  ※宿の前の坂が一番の「急坂」で、あとはそれ程の坂道はない!    ◆レンタサイクル=貸し出しは「山水閣」のフロントで受付=宿   泊客なら「自炊部」利用でも無料。

「レンタサイクル」は、5台ある!



◆◆『大沢温泉のサイクリングの写真ー』◆◆
「『大沢温泉のサイクリング』の写真ギャラリー」はこちら!
※「大沢温泉でサイクリング!」のページの自転車の写真をクリックして、大きい写真でご覧 下さい! 右下の小さい文字の「次の写真」(ギャラリーの所)を押すと次の写真が出ます!
    〜「PHOTOHITO」というフリーのサービスを利用しています! スライドショーもあります!〜






「大沢温泉」の自炊部で入浴可能な温泉


「自炊部」の宿泊客は、「自炊部の温泉」として「大沢の湯」(混浴= 週1〜2回の極限られた時間「女性専用タイム」あり!)、「薬師の湯 (男女別の内湯)」、更に女性は「かわべの湯(女性専用露天風呂)」に 入浴可能である。 ◆橋を隔てた「菊水館」の「南部の湯」にも「自炊部」の宿泊客は入  浴できる! ◆更には、「旅館部」の「豊沢の湯」という半露天風呂(屋根付き、窓  は大きく開閉式)にも入浴できる。

内湯「薬師の湯』
大沢温泉には、内湯の「薬師の湯」があるが、 これは地域の皆さんの「共同浴場」でもある。 比較的空いていて、のんびり入れる穴場かな?



一番人気の、混浴露天風呂「大沢の湯』
大沢温泉には、混浴の「大沢の湯」がある。 「豊沢川」の 川縁で、なかなか風情がある。女性専用入浴タイムも毎日午 後8時〜9時の1時間限定で設定されている(2013.5.2現在)。 ※2013年の大沢温泉のホームページをつぶさに見ても「大  沢の湯」の「女性専用入浴タイム」の件に関する記載は  ない。念のため、大沢温泉(0198-25-2021)に問合せを!



女性専用露天風呂「かわべの湯』
大沢温泉の女性専用露天風呂「かわべの湯」は、その名 のとおり正に「川辺」にあり、半露天式で屋根がある。
※写真は、「大沢温泉」のポスターから転載。



別館・内湯「南部の湯』
大沢温泉別館「菊水館」にある「南部の湯」は、檜風呂 である。温度はやや高温であるが、ときとして温いこと もあって、天然温泉のせいか、湯温は一定していない!
※「別館」であるが、専用の橋を渡り「自炊部」の宿泊客も入浴可能!



「旅館部」の半露天風呂『豊沢の湯』
『豊沢の湯』は自炊部からは一番遠く、迷路のような廊下や階段をか なり歩くことになるが、是非労を惜しまず入浴したいものである(男 女別の浴室となっている。体を洗ったりするのに施設が整っている)。
※「豊沢の湯」は、循環式の温泉施設の風呂で、源泉掛流しではない。






◆◆『大沢温泉の写真アルバム』◆◆
「『大沢温泉湯治生活』の写真アルバム」はこちら!
※「『大沢温泉』湯治生活-01」等という小さい写真をクリックして大きい写真でご覧ください!
   
〜「フォト蔵」というフリーのサービスを利用しています!スライドショーもあります!〜






『大 沢 温 泉』 自炊・湯治体験記

        2012.4.28 〜 5.6(8泊9日) 


◆◆基本情報◆◆ (1) 問合せ
  ・電 話 0198-25-2315(自炊部・受付:08:00〜20:00)
  ・ネット 「自炊部の予約・空室状況/宿泊プラン」のページはこちら!

「自炊部」の帳場(受付)
チェック・インの後は、何でもここで相談する!

(2) 自炊の場合の宿泊費用等
  ・宿泊費:概ね、1人1泊3000円程度〜(布団、シーツ、枕、自炊用        具、食器等込み)       ※部屋のグレードにより多少アップするが、自炊部「上館」         =2階というか3階か?=の価格は3000円くらいである。

自炊部「上館3号室」
今回は、当初「上館1号室」で、5/3から「上館3号室」に変わった!

      ※「部屋を指定」して、格安で眺めのいい「上館の部屋」        等を予約するには、電話相談しないと予約できない!        ◆「自炊部」の電話 0198-25-2315       「自炊部の利用方法」のページはこちら!
       【注】上記ホームページでは、「自炊部」の説明で「お          風呂は4か所ご入浴出来ます」とあり、「女性専用          の露天風呂《かわべの湯》」の記載がないが、実際          は、「薬師の湯の女湯」の隣にあり、「自炊部」に          宿泊の女性《かわべの湯》にも入浴できる!     



(3) 食材の買出し等
  @ 食材買出しに便利なスーパー
  ・長期にわたる場合は「花巻市」のスーパーで事前に買出しし、    途中で2回目の買出しをすると費用節約が可能。。

「マックスバリュ花巻店」
大きなスーパーで、食材の価格も安い!
   【参考】     ※「マックスバリュ花巻店」(「イオン」グループ)       ◆電話:025-0036-0011       ◆住所:岩手県花巻市中根子字堂前55 0198-23-0011       【注】東北自動車道「花巻南IC」から、約700m
     「マックス バリュ」のアクセスのページはこちら!
【注】縮尺を「詳細にして、地図の左上の「花巻南IC」の          位置も参照のこと。
        ◆やや「詳細」にした後に、地図の中央辺りをクリック すると「花巻南IC」も表示される!
        A 「大沢旅館」の「売店」と「食堂(やはぎ)」
    自炊が2、3日の短期間の場合は、「大沢旅館」の「売店」と「食     堂(やはぎ)」で買い物や食事を済ませるのが簡単で、費用もあま     り多額にならないで済む。

「売店」の写真
「大沢温泉」の「自炊部・売店」には、少量だが野菜や麺類などの食材がおいてある。 ※なお、「大沢旅館」前(急な坂道を登り、車道の反対側)には、1軒だけ「sasashin  (佐々新)」という商店があり、価格もまあまあで、食材の種類もやや多い店がある。



「大沢温泉」内の食堂「やはぎ」の写真
「大沢温泉」の自炊部の建物内に食堂「やはぎ」があり、 メニューも充実している。「おにぎり」等も買える。




(4) 「自炊場」の様子
「大沢温泉」の自炊部の「調理場」は、広くて、いつも混雑を感じなかった!
・・・・でも?、それは大量の「自炊用具」からすると、以前に比べ完全自炊客が減少した証か?

「大沢温泉」の「自炊場」の様子
「自炊場」は、いつも空いていて快適に調理が出来た。1合〜3合の米 は、備え付けのコイン式ガスコンロで約7分10円で炊き上がるという!


「コンロ料金器」に再会した!
昔懐かしい、「自炊部の昔ながらのコンロ料金器」は、いまも現役!



(5) 「自炊生活」の食事

「タラの芽」と「ふきのとう」の天ぷら!
「大沢温泉」の自炊生活は、「質素」を旨としつつ、野菜中 心の、健康に配意した栄養バランスがいい食事であった。
※「大沢温泉」の近くの「林道」には、至る所に「タ  ラの芽」、「ふきのとう」等が沢山自生している。

※8泊9日(外食したときを除き、一人21食)で、食費の合計 が1人当たり約3500円であった。
  ※米は一人分1キロ買って、十分だった。
※肉一人分、豚肉合計300グラム、鶏肉合計200グラムくらい。
※野菜の他、キャベツ、モヤシ、キュウリ、ホーレンソウ、  玉子を多く用いた。
※油は、天ぷらのときと餃子のときくらいしか使わなかった。
※砂糖も、使った記憶がない!
※味噌、醤油も極控えめの薄味にした。
【注】その結果、ダイエットに成功し、66.0キロ→64.5キロ   と「目標の65.0キロ」を自炊開始の頃(4/29)〜今日(5/12)   までキープできている! 


「ウドの皮のキンピラ」に「山葵の葉のおひたし」!
写真の「ウド」は「大沢温泉」の前の「sasashin (佐々新)」で購入
※「瓶詰め」は、「山葵」の茎と葉のピリカラ料理で、林道近くの農家の  おじさんと雑談していて頂いたものを、私が教わったとおり作ったもの!  小さいながら山葵の根は、当日の夕飯の「刺身」に使って超美味だった!



「餃子」に「焼肉」もやりました!
肉類のおかずはきわめて少なく、「餃子」に「焼肉」等は稀なこと。 写真にはないが、このときも野菜は欠かさず、しっかり食べました!



たまには、「食堂 やはぎ」の「お弁当」も味見!
1回だけ、昼食が遅なり「夕食はどうしょうか?」という時に、 「食堂 やはぎ」の「お弁当」にした。けっこういい味だった!




「大沢温泉」の「最新レポート」はこちら!(2013.5.6up)



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