2−45 共同浴場の原風景が残る「八町温泉」
2013.6.23 福島県大沼郡金山町の『八町温泉の共同浴場』を温泉仲間と訪 ねた。 ここは、「玉梨八町温泉」と一括りに呼ばれることが多い。 確かに地名としては「玉梨」地区になるが、「玉梨温泉」と「八町温泉」の 共同浴場は、厳密には野尻川を隔てて対岸に別々にある。 会津の「会津大塩温泉」の民宿に一泊してからの立ち寄りであった。 5年振りくらいのご無沙汰になるが、ここの『共同浴場』は、「これぞ昔な がらの共同浴場」といった風情を今に残している。 共同浴場の原風景がここに残るといった趣きがある。 男女別の脱衣所は、簡単なカーテンがあり左右別々の端に作られているが、 浴槽は完全に混浴である。 内湯のみの浴室の中は、天井が高くて意外と広々とした感じを受ける。 浴室内には、この温泉を支援している人達の寄付の札が沢山貼ってある。 又、男性ならばタオルを腰に巻いて、目の前の野尻川の流れに涼を求めるこ とも出来る建物の造りとなっている。 川の対岸に「玉梨温泉」の「共同浴場」があるが、こちらは全くといってい いくらいに風情がない。 小さな湯小屋が1つで、窓の外が眺められる訳でなく、川原に涼みに出れる 環境でもない! ※写真説明 赤い屋根の建物:八町温泉共同浴場「亀ノ湯」 対岸の青い屋根の建物:玉梨温泉共同浴場
八町温泉共同浴場「亀ノ湯」の建物(近景) 八町温泉共同浴場「亀ノ湯」の建物は、野尻川の川縁にある。
「玉梨八町温泉停留所」の写真 JR只見線の「会津川口駅」の前から野尻川に沿って国道400号線を南下 すると、約5キロ程で会津バスの「玉梨八町温泉停留所」に到着する。
「玉梨八町温泉停留所」から「亀ノ湯」への道 国道400号線にある会津バスの「玉梨八町温泉停留所」から、 野尻川に向かって、このような道を下る(写真は帰りの風景。 往路では、 写真に向かって右手になる小道を降りて来る)。
八町温泉共同浴場「亀ノ湯」の入口の看板 「亀ノ湯」は数年前に立て替えら、看板も徐々に年季を帯びて来た。
◆『八町温泉共同浴場「亀ノ湯」』について
2013.6.23訪問
※住所 福島県大沼郡金山町大字玉梨 ※電話 0241-54-5111 (金山町役場) ※交通 マイカー ・磐越自動車道 会津坂下IC---252号線---「会津川口駅」の所で左 折---国道400号(約5キロ、昭和村方面へ)---「玉梨八町温泉停留所」 からと徒歩2分。 【注】スペースあり(国道400号の「玉梨八町温泉停留所」近くに4 〜5台分散して駐車可能)。 ・鉄道 JR只見線「会津川口駅」から約5キロ(徒歩1時間) 又は、JR只見線会津川口駅から会津バス大芦行きで10分、「玉梨八 町温泉」下車2分。 【注】2013.07.09現在、只見線の「只見駅」〜「会津川口駅」間は 鉄道が不通のため、「代行バス」が運行中。 ※「代行バス」に関する情報は、JR東日本の公式サイトはこちら! ※日帰り入浴・内湯1個(混浴。脱衣コーナーは男女別)。 ・24時間入浴可能(ただし、清掃の時間帯は除く) ・料金 協力金=100円以上 【注】浴槽に、「八町温泉」の源泉と、「玉梨温泉」の源泉が 引き込まれている。「玉梨温泉」の方が熱い!
「金山町」の「温泉・宿泊施設ご紹介」の公式ホームページはこちら!
◆◆写真で見る『玉梨温泉』◆◆
◆『玉梨温泉』の共同浴場◆
『玉梨温泉』の共同浴場の建物 簡素な造りで、風情があるとはとても言えない。日帰り入浴目的で時間 がない場合は、一も二もなく「八町温泉」の「亀ノ湯」をお薦めする。 ※しかし、こちらは男女別々の浴室!
『玉梨温泉』の共同浴場の浴室 ご覧のとおりの小さな内湯である。
※その他:基本的な情報は「八町温泉共同浴場」と殆ど同じ。 ・相違点 (1) 男女別の内湯が、各1個。 (2) 交通は、「玉梨八町温泉停留所」から徒歩約5分。
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