※登山日:2012.7.29(旅行日=7/27夜〜30)
富山県の北アルプスの一画をなす「立山」は、「雄山」・「大汝岳」・「富士ノ折立」の三座からなっている!
2012.7.27の夜から、30日にかけて、富山県の「立山」に行ってきました。 7月28日に「弥陀ヶ原」と「立山カルデラ展望台」等の散策で高度順応化を図り、29 日に「雄山」、「大汝(おおなんじ)山」、「富士ノ折立」、「真砂岳」、「別山」を 巡りました。 この時点で私は、「立山三山縦走達成!」と信じていたのですが、後日調べてみる と、「立山三山」とは、「浄土山」、「立山」、「別山」で「三山」と数えるのが正 規の「立山三山」ということのようです(※参照)。 ※「雄山・大汝山・富士ノ折立」をまとめて、「立山」として1座(1つの山)とする。 「浄土山」を抜かしては、厳密な意味で「立山三山縦走」にはならなかったのです! 即ち、「立山」は飛騨山脈(北アルプス)北部の立山連峰に位置する山で、雄山(標 高3,003 m)、大汝山(標高3,015 m)、富士ノ折立(標高2,999 m)の3つの峰の総称 なのであります。 雄山のみを指して立山ということもありますが、厳密には立山連峰に立山と称する単 独峰は存在しないというのが正しい理解であります。 今回の登山は、3000m級の峰々を縦走しての、雪渓を交えた風景の壮大な爽快感や、 高山植物の種類の多さと見事さ、そして日本最高所に湧く天然温泉掛け流しの露天風 呂、黒四ダムの放水に黒部湖の遊覧船周りと、実に様々な見所や楽しみの多い「素晴 らしい思い出」として、末永く心に残る山旅でした。 その中でも一番のハイライトは、何といっても別山と雷鳥沢から眺める名峰「剱岳」 の雄姿を目の当たりに見た風景でした! その標高は、僅か1mだけ3000mに満たない2999mなのですが、雄大なスケールと気 高さを備えた、正に「日本の名峰」と呼ぶに相応しいその見事な姿に、素人カメラマ ンは夢中でシャッターを何度も何度も押したのでした! |
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【参考】 「タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)」とはキク科ヤマハハコ属の多年草の高山植物。 姿がウスユキソウに似ていることから、別名で「タカネウスユキソウ」とも呼ばれるが、 ウスユキソウ属ではなくヤマハハコ属という別のグループに属する。 分布域は本州中部以北〜北海道の高山帯。湿った草地などに生育する。高さ10〜12cm。 葉は互生で長さ4〜6cm、灰白色の綿毛が覆っている。花期は8月。白色で下部が淡紅色 の花をつける。 【注】今回発見した場所は、砂礫地帯で湿った草地ではなかったが、ほぼ間違いなし!
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